妊娠中に歯科治療を行っても大丈夫ですか?
基本的に妊娠中に歯科治療が出来ない時期というのはありません。お母さんのからだの状態や胎児の状態を併せて、それぞれの時期(前期、中期、後期)を考慮して治療を行います。
- 妊娠前期の歯科治療(妊娠1ヶ月から4ヶ月)妊娠中で一番不安定な時期であり、過度の緊張や長時間の治療はなるべく避け、応急処置に留めた方が良いでしょう。
- 妊娠中期の歯科治療(妊娠5ヶ月から7ヶ月)中期は胎児、母体ともに一番安定している時期です。この時期に出来るだけ処置を受けると良いでしょう。特に不安を抱かれる方は、可能なら出産後に処置を受けましょう。
- 妊娠後期の歯科治療(妊娠8ヶ月から10ヶ月)過度の緊張、痛み、恐怖感などから不快症状の増加や、早産を招く可能性もあり、この時期の歯科治療も応急処置に留め、出産後に本格的な治療を受けてください。